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playblast tool

2023/01/31 playblast tool v1.21 公開 Maya 2023 にてplayblast options の scale 値が一部正常に反映されない問題を修正

2022/10/04 playblast tool v1.20 公開 Maya 2022以降の起動対応、 Python3対応

2021/11/21 playblast tool v1.10 公開
——————————————————–

株式会社BIGFOOT代表熊本と申します。

この度、Maya限定ではございますが、スクリプト 「playblast tool」を公開させて頂きます。HUD custom tools 同様、プリビズ制作には強力なツールになると思います。

Maya2017-2020 までは動作を確認しております。

 

playblast tool ファイル(pdf取説付き) ダウンロード

 

著作権・使用許諾につきまして
playblast tool は Apache License Version 2.0 に基づいてライセンスされます。

playblast tool v1.00 紹介動画

playblast tool 取説 (pdfのみ。上のzipファイルに同封されています)

このスクリプトは、プリビズでのアングルを探る作業で1ショットに複数カメラを置きがちになる作業工程を助けてくれるツールです。

アングルにこだわる現場ですと、1ショットに数十個カメラを置くのが普通になってきます。そうすると編集部に渡すファイル名とカメラデータ、実際の作業データとの紐づけが非常に面倒になってきます。

そこでこの「作業シーン+カメラ名」で playblast を吐き出してくれるツールが誕生しました。使用しないカメラはhideしておけば選択されませんし、作業者がストレスを感じないスクリプトになっております。

この度スクリプトを開発して頂いたのはリブゼント・イノベーションズ株式会社 BACKBONE事業部さんとなります。バックボーンさん、またまた色々と無理を聞いていただき誠にありがとうございました。

バグ報告、要望などありましたら、お気軽に弊社メールフォームからお送りくださいませ。返信は出来ないかもしれませんが、ありがたく拝見させて頂きます。また、スクリプトに関するアップデートなども弊社SNSアカウントなどでアナウンスすると思いますので、よろしくお願い致します。

それでは皆様楽しいプリビズライフを!

株式会社BIGFOOT代表兼CGアニメーター熊本周平

※免責事項※
本スクリプトを使用による、その完全性、正確性、適用性、有用性等いかなる保証も行っておりません。
本スクリプトのご利用により、何らかの不都合や損害が発生したとしても、当社は一切の責任を負うものではありません。
自己責任でご使用ください。何卒よろしくお願い致します。

HUD custom tools

2022/10/04 HUD custom tools v1.40 公開 Maya 2022以降の起動対応、 Python3対応
2021/11/21 HUD custom tools v1.30 公開

——————————————————–
株式会社BIGFOOT代表熊本と申します。

この度、Maya限定ではございますが、スクリプト 「HUD custom tools」を公開させて頂きます。特に、プリビズ制作には強力なツールになると思います。

Maya2017-2020 までは動作を確認しております。

HUD custom tools ファイル(pdf取説付き)

著作権・使用許諾につきまして
HUD custom tools は Apache License Version 2.0 に基づいてライセンスされます。

HUD custom tools v1.00 紹介動画

HUD custom tools 取説 (pdfのみ。上のzipファイルに同封されています)

このスクリプトはプリビズ仕事をするにあたり、Maya標準の機能では撮影隊及び美術部などのプロダクションチームに必要な情報を載せられないため作りました。After Effects などの合成ソフトでテキストを載せるという方法もありますが、手間も時間も無駄に感じます。

「このカメラの高さどれくらい?」「この車の速さってどれくらい?」「この動画のシーンデータはどこだろう?」などという無駄を無くすのに有用なスクリプトだと思います。

そして、この度スクリプトを開発して頂いたのはリブゼント・イノベーションズ株式会社 BACKBONE事業部さんとなります。バックボーンさん、色々と無理を聞いていただき誠にありがとうございました。皆様、リグ開発やツール開発の際は是非!そして、是非 Blender 版 や 3ds Max 版などお願いしましょう!

バグ報告、要望などありましたら、お気軽に弊社メールフォームからお送りくださいませ。返信は出来ないかもしれませんが、ありがたく拝見させて頂きます。また、スクリプトに関するアップデートなども弊社SNSアカウントなどでアナウンスすると思いますので、よろしくお願い致します。

ちなみに今発見されてるバグは「2バイト文字をシーンパスに使用しているとシーン名が表示されない」です。が、これはほっておいてもいいかなあ…

そしてもっとプリビズ流行ってほしいですマジで。日本のVFX業界がこのコロナ禍で、元々リモートに親しみのあった海外のVFX業界から更に引き離されているように感じます。プリプロダクションの厚みが決定的に違う海外にまず近づくには、プリビズは避けて通れない部分だと思います。

とかこういう話題書くと長くなりそうなので、とにかくHUD custom tools を何卒よろしくお願い致します。またどこかのタイミングでプリビズに関して書ければと思いますが、いつになることやら。ちなみに過去に書いた記事はコチラです。お時間あるときにでもぜひ。

それでは皆様楽しいプリビズライフを!

株式会社BIGFOOT代表兼CGアニメーター熊本周平

※免責事項※
本スクリプトを使用による、その完全性、正確性、適用性、有用性等いかなる保証も行っておりません。
本スクリプトのご利用により、何らかの不都合や損害が発生したとしても、当社は一切の責任を負うものではありません。
自己責任でご使用ください。何卒よろしくお願い致します。

または私は如何にして HUD がプリビズのカギとなりえると気づいたか

株式会社BIGFOOT代表の熊本です。この度は HUD custom tools への反響、誠にありがとうございます。HUD custom tools のDLと記事はこちらです。

手前みそではありますが、プリビズでのHUDの重要性についての記事を書かせて頂きます。

目次
①一番最初に聞くのはカメラの種類
②何故カメラ速度を知る必要があるのか
③何故高さ、広さを知る必要があるか
④何故物体の速度を知る必要があるか

 

①一番最初に聞くのはカメラの種類

プリビズの仕事が来たとしましょう。自分の場合は必ず聞くことは「カメラは何を使用される予定ですか?」です。何故かというと、カメラのレンズは aperture size (センサーサイズ)でかなり違ってしまいます。

例えば、同じレンズ 35mm でも、

ARRI AMIRA の2.8K(2880×1620)のアパチャーサイズ 0.935 in x 0.526 in

ARRI ALEXA Mini のアパチャーサイズ 1.112 in x 0.715 in

比較

これだけ違うと、せっかくプリビズが決まって撮影が進んでも、「あれ?なんか違くね?」てことが現場で起こり、余計な時間(お金)が発生してしまいます。これを出来るだけ防ぐのもプリビズの役目です。

カメラについてもっと詳しく知りたい方は、k.naoki さんのこの記事が基礎として良くまとめられています。

また、「カメラ名 aperture」とかで検索すればカメラのアパチャサイズは割とすぐわかります。

 

②何故カメラ速度を知る必要があるのか HUD: Cam Vel

CG空間は全てが自由です。空気もなければ重力もない。秒速100万キロも余裕です。でも現実世界はそうもいきません。

実写の現場に行ったらクレーンやドリー、レールなどの機材を目にすることがあるかと思います。これらは人力で動かしています。つまり、限界速度があります。こちらの特機機材のリストに書かれている、Max. Speed などがそれにあたります。

カメラ速度を知れば、速く動きすぎてたらここは早回しにしようなど、事前対策が組めます。また、事前に特機の組み方やチョイスも出来ることになり、非常に時間の節約ができます。今はドローンなどもありますし、カメラ速度が撮影前に可視化されることは非常に重要となってきます。

 

③何故高さ、広さを知る必要があるか HUD: Height

これはスタジオ撮影や特機の限界高度が関係してくる話です。スタジオ撮影時、あたりまえですが天井があります。ということは、限界高度があります。

といっても、ほんとの限界高度より半分ほど低く見積もっていたほうが経験上うまく事が進みます。特機の限界高度もありますし。そういった理由から、カメラの高度を知ることもまた、プリビズでは重要になってきます。同様に、スタジオの広さ(セットや撮影可能範囲)、ロケ地の候補があればその情報も事前に入手しておくと、プリビズ制作はさらに精度を増し時間の節約になります。

 

④何故物体の速度を知る必要があるか HUD: Velocity Node

例えば車の速度とか、シン・ゴジラの第二形態のような生物の時速など、ありとあらゆる物体の速度を知ることは演出やエフェクト班などへのケアが出来、意外と重宝したりします。あとまあ単純に面白いです。

現場によっては1シーンに複数台カメラを置くことも、フルCG作品であれば何百とカメラを置くこともあります。そうするとデータ管理も難しくなっては来るのですが、そこでシーン名とカメラ名を表示させておけば管理もしやすくはなってくると思います。

どこから、どれくらいのものを、どんなアングルで撮っているのか。を数値化出来るHUD、意外と、ほんとに大事なのです。

さて、ここまで正確さや実写でのルールを書き連ねてきましたが、そのすべてを知ったうえでそれらのルールを破り、好き勝手やりましょう。凡庸な映像に人は魅かれません。プリビズは「撮影検証映像」であると同時に、「作品がどうすれば面白くなるか」を検証できる場でもあります。しかも、撮影が始まり大きなお金と人数と時間がかかってしまう前にこれが出来てしまう!素晴らしいパートです。

今回は以上となります。また気が向けば何か書くかとは思います。

それでは皆様、楽しいプリビズライフを!

熊本

HUD custom tools v1.00 公開

株式会社BIGFOOT代表熊本と申します。

この度、Maya限定ではございますが、スクリプト 「HUD custom tools」を公開させて頂きます。特に、プリビズ制作には強力なツールになると思います。

Maya2017-2020 までは動作を確認しております。

HUD custom tools ファイル(pdf取説付き)

著作権・使用許諾につきまして
HUD custom tools は Apache License Version 2.0 に基づいてライセンスされます。

HUD custom tools v1.00 紹介動画

HUD custom tools 取説 (pdfのみ。上のzipファイルに同封されています)

このスクリプトはプリビズ仕事をするにあたり、Maya標準の機能では撮影隊及び美術部などのプロダクションチームに必要な情報を載せられないため作りました。After Effects などの合成ソフトでテキストを載せるという方法もありますが、手間も時間も無駄に感じます。

「このカメラの高さどれくらい?」「この車の速さってどれくらい?」「この動画のシーンデータはどこだろう?」などという無駄を無くすのに有用なスクリプトだと思います。

そして、この度スクリプトを開発して頂いたのはリブゼント・イノベーションズ株式会社 BACKBONE事業部さんとなります。バックボーンさん、色々と無理を聞いていただき誠にありがとうございました。皆様、リグ開発やツール開発の際は是非!そして、是非 Blender 版 や 3ds Max 版などお願いしましょう!

バグ報告、要望などありましたら、お気軽に弊社メールフォームからお送りくださいませ。返信は出来ないかもしれませんが、ありがたく拝見させて頂きます。また、スクリプトに関するアップデートなども弊社SNSアカウントなどでアナウンスすると思いますので、よろしくお願い致します。

ちなみに今発見されてるバグは「2バイト文字をシーンパスに使用しているとシーン名が表示されない」です。が、これはほっておいてもいいかなあ…

そしてもっとプリビズ流行ってほしいですマジで。日本のVFX業界がこのコロナ禍で、元々リモートに親しみのあった海外のVFX業界から更に引き離されているように感じます。プリプロダクションの厚みが決定的に違う海外にまず近づくには、プリビズは避けて通れない部分だと思います。

とかこういう話題書くと長くなりそうなので、とにかくHUD custom tools を何卒よろしくお願い致します。またどこかのタイミングでプリビズに関して書ければと思いますが、いつになることやら。ちなみに過去に書いた記事はコチラです。お時間あるときにでもぜひ。

それでは皆様楽しいプリビズライフを!

株式会社BIGFOOT代表兼CGアニメーター熊本周平

※免責事項※
本スクリプトを使用による、その完全性、正確性、適用性、有用性等いかなる保証も行っておりません。
本スクリプトのご利用により、何らかの不都合や損害が発生したとしても、当社は一切の責任を負うものではありません。
自己責任でご使用ください。何卒よろしくお願い致します。