Concept Animation
コンセプトアニメーションとは
一つのキャラクターに対して皆が思い描く、
「演技・動きの方向性」を統一させる
作業です
それぞれが考えている演技・動きの方向性を
コンセプトアニメーションによって統一
コンセプトアニメーションに入るタイミング
プリプロダクション時です。企画の立ち上げ〜キャラクターデザインの間が理想で、遅くともプリビズ制作開始以前です。
コンセプトアニメーションの実績
映画「シン・ゴジラ」にて、ゴジラのコンセプトアニメーションを担当させて頂きました。
シン・ゴジラでのコンセプトアニメーションの流れ
2015年3月頃
プリビズ制作開始3ヶ月前から発注を頂きました。脚本を元に、映画のテーマとなっている「怪獣が災害」として表現されていることを監督陣と共に掘り下げ、
- “地震プレート”のような力の圧縮と解放
- “津波”のようなうねりと制御されない力
- “生物ではない”骨格の表現
- 進化する際の”生まれたて”のような”無垢”さ
などをコンセプトに動きを模索していきました。
コンセプトアニメーションの有用性とは
- プリプロ段階でキャラクターの動きの方向性を決めることにより、ポスプロでの演技に対する迷走を避けることが出来る(コストカット)
- 迷走を避けることにより余計な予算発生を未然に防ぐことが出来る(コストカット)
- 迷走を避けることにより全体のアニメーションクオリティアップが見込める
- 演出陣とアニメーター間との意思疎通がしやすくなる(コストカット)
- プリビズで使用することにより、より正しいアングルを模索できる(作品によります)
- CGモデルを早期に動かすことで、リガーやTDにポスプロで使用するリグへの早期提案・相談などができる(コストカット)
などなどです。
先に述べてきたとおり、コンセプトアニメーションのご相談はプリプロダクションの段階で頂けるのが最も効果を発揮致します。早めのご相談をお待ちしております。
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