HUD custom tools v1.00 公開
株式会社BIGFOOT代表熊本と申します。
この度、Maya限定ではございますが、スクリプト 「HUD custom tools」を公開させて頂きます。特に、プリビズ制作には強力なツールになると思います。
Maya2017-2020 までは動作を確認しております。
HUD custom tools ファイル(pdf取説付き)
著作権・使用許諾につきまして
HUD custom tools は Apache License Version 2.0 に基づいてライセンスされます。
HUD custom tools v1.00 紹介動画
HUD custom tools 取説 (pdfのみ。上のzipファイルに同封されています)
このスクリプトはプリビズ仕事をするにあたり、Maya標準の機能では撮影隊及び美術部などのプロダクションチームに必要な情報を載せられないため作りました。After Effects などの合成ソフトでテキストを載せるという方法もありますが、手間も時間も無駄に感じます。
「このカメラの高さどれくらい?」「この車の速さってどれくらい?」「この動画のシーンデータはどこだろう?」などという無駄を無くすのに有用なスクリプトだと思います。
そして、この度スクリプトを開発して頂いたのはリブゼント・イノベーションズ株式会社 BACKBONE事業部さんとなります。バックボーンさん、色々と無理を聞いていただき誠にありがとうございました。皆様、リグ開発やツール開発の際は是非!そして、是非 Blender 版 や 3ds Max 版などお願いしましょう!
バグ報告、要望などありましたら、お気軽に弊社メールフォームからお送りくださいませ。返信は出来ないかもしれませんが、ありがたく拝見させて頂きます。また、スクリプトに関するアップデートなども弊社SNSアカウントなどでアナウンスすると思いますので、よろしくお願い致します。
ちなみに今発見されてるバグは「2バイト文字をシーンパスに使用しているとシーン名が表示されない」です。が、これはほっておいてもいいかなあ…
そしてもっとプリビズ流行ってほしいですマジで。日本のVFX業界がこのコロナ禍で、元々リモートに親しみのあった海外のVFX業界から更に引き離されているように感じます。プリプロダクションの厚みが決定的に違う海外にまず近づくには、プリビズは避けて通れない部分だと思います。
とかこういう話題書くと長くなりそうなので、とにかくHUD custom tools を何卒よろしくお願い致します。またどこかのタイミングでプリビズに関して書ければと思いますが、いつになることやら。ちなみに過去に書いた記事はコチラです。お時間あるときにでもぜひ。
それでは皆様楽しいプリビズライフを!
株式会社BIGFOOT代表兼CGアニメーター熊本周平
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自己責任でご使用ください。何卒よろしくお願い致します。